fc2ブログ

プロフィール

木の建築

Author:木の建築
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

2013/01/30 (Wed) 12:35
「伝統構法で対立再燃」について

【「伝統構法で対立再燃」について】

ケンプラッツと『日経ホームビルダー』2月号掲載の「伝統構法で対立再燃」という記事について反響が大きいようですので、記事以降の状況が変わってきましたので、現状についてお知らせします。

“石場建て”伝統構法の設計法を巡り対立

-------------------------
特集1:伝統構法で対立再燃
“石場建て”伝統構法の設計法を巡り対立
建築基準法において、伝統構法をどう位置付けるか――。2012年末からそんな議論が再燃している。伝統構法を用いた建築物は、構造計算書偽造問題を受けた07年建基法改正で建築確認申請が難しくなった。07年当時、規制緩和を巡って実務者と研究者の間で議論が紛糾したため、国土交通省は新たな設計法を確立するための検討委員会を設置して研究費などを国費負担してきた。ところが検討委員会の最終報告がまとまる前に、日本建築学会が伝統構法に関する独自の設計指針案を策定して、内部の意見募集を始めたのだ。
“石場建て”伝統構法の設計法を巡り対立
-------------------------

伝統的構法については長年法整備を関係者として要請してきましたが、国も日本建築学会もずっと放置してきました。3年前の政権交代によってようやく国交省内で伝統的構法に関する検証事業が始まりました。
この事業によって伝統的構法の設計法が確立されつつある段階です。

『伝統構法木造を阻む要因について(長期優良住宅普及促進法と改正省エネ法に着目して)』

朗報! 木造建築の「伝統構法」復活に光明

伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験検討委員会

『日本住宅新聞 設計法・エネルギー問題で伝統構法はどうなる?』

この動きとは別に日本建築学会から伝統的構法の技術基準『伝統的木造建築物構造設計指針・同解説』が出版されることになり、その内容が設計法と食い違うものがあることがわかり、検証委員会委員と伝統的構法を支持する団体が日本建築学会に申し入れを行いました。

『伝統的木造建築物構造設計指針・同解説』 意見募集(個人会員限定)

「命と文化を救え―今こそ原点回帰が求められている」

【終了】日本建築学会への意見書に賛同する方の名前を集めています 木の家ネット

その結果、技術基準解説書の内容の修正を行い、後から出てくる伝統的構法の設計法と齟齬がないような表現に改められました。
よって、現在は対立は解消していますのでご安心ください。日本建築学会においては誠意をもって対応していただいたようです。

【重要】日本建築学会との会談の結果報告

1/15会談の内容と結果

伝統的構法の設計法は告示改正などの法制化されないと使えません。法制化においては皆様のご理解とご協力が欠かせませんのでよろしくお願いします。
不明な点がありましたら、江原までお問合せください。

伝統的構法は皆さんが家を建て、住み続けられることで、技術と文化が継承・発展されます。
皆さんが住まいをつくろうと思ったときには是非こちらのホームページをご覧ください。
「本当に住みたい木の家」 国産材・木組み・シックハウス対策


shokudo01.jpg
スポンサーサイト



2013/01/29 (Tue) 05:36
コーヒーの健康増進力が注目されています

最近コーヒーには人の健康にとってよい効果があることがわかり、注目されています。

弊社は植物エキスでシックハウス対策を行っていますが、これも植物の抗酸化力=ファイトケミカルの効果です。

コーヒーのアンチエイジング効果についてご覧ください。

☆★☆本日午後 7:00 ~ 健康・アンチエイジングに興味がある方はお見逃しなく!☆★☆

【たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学】
http://sp.health.asahi.jp/dfeature/index.php?page_id=1024
1月29日(火) 午後 7:00 ~ 午後 8:54

≪カラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源SP≫
◆コーヒーが糖尿病を予防する!その効果的な飲み方は?
◆ コーヒーが救う病!がん患者を救う「カフェイン併用療法」

【参考サイト】

●コーヒーと健康 全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor

●アンチエイジング・抗酸化・アレルギーフリー
http://bclc21.blog.fc2.com/


2013/01/20 (Sun) 18:30
低炭素社会というけれど何のためか説明できますか?

低炭素社会というけれど何のためか説明できますか?

「地球温暖化の原因についてあなたのお子さんにどのように教えますか?」

地球温暖化の問題は国の予算や政策やエネルギー問題に大きく影響しています。

一部の方はご存じのように日本政府が発表している地球温暖化の情報は偏った情報です。

偏った情報というのは「世界では地球温暖化についていくつかの考え方がある」ということ「科学は疑うことから始まる」ということを教えてないことです。

日本語でも沢山の情報がありますが、英語圏ではどういう情報があるかの例として下記をご覧ください。

●'NO GLOBAL WARMING FOR 16 YEARS'Christopher Monckton explains truth of scandal over climate change
http://www.wnd.com/2013/01/no-global-warming-for-16-years/

米国の世論調査では、地球温暖化の原因を米国人はどう考えているか?
●GLOBAL WARMING IS PRIMARILY CAUSED BY...
http://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/current_events/environment_energy/energy_update

IPCCは地球は温暖化していると言っているけど・・・
●Satellites Confirm: Atmospheric Global Cooling Reigns, Not The IPCC's Predicted CO2 "Global Warming"
http://www.c3headlines.com/global-cooling-dataevidencetrends/

●Global warming: has the rise in temperatures 'paused'?
http://www.guardian.co.uk/environment/blog/2013/jan/09/global-warming-met-office-paused

地球が温暖化しているか寒冷化しているかは自然現象なので近い内に明らかになります。

うちの子はまだ10歳なので政治的背景を理解できるところまでの説明はできませんが、学校で教える内容とは違うことを教えています。私は一般人なのでそれが可能です。

しかし、政治家や教育者は立場がありますから違ってくるでしょう。
例えば、民主党の環境政策に真っ向から批判していた自民党議員は今度環境省の政務官になり、国の環境政策に従わざるをなくなりました。

ヒッグス粒子が発見された現代でも、ガリレオが「それでも地球は回っている」と呟いたように、今の日本の教育の現場でも政治の現場でも「もう地球は寒冷化している」と言えないのでしょうね。

下記もご参照ください。

経産省・環境省・国土交通省合同の審議会「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」の茅陽一委員長は原発推進派の急先鋒です。

「原発の安全神話」も「地球温暖化人為説」も出所は同じです。

●「原子力と自動車の安全性」 茅陽一
http://www.aesj.or.jp/atomos/tachiyomi/2012-08mokuji.pdf

●低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000023.html

地球温暖化について事実は?

●櫻井よしこコラム「温暖化はCO2の所為ではない」
http://yoshiko-sakurai.jp/2009/04/09/1036

●もう地球は寒冷化しています、そのデータ、グラフなど
http://oilpeak.exblog.jp/18328015

●気候研究者によると、新データが地球温暖化は終息したことを示唆している
http://seetell.jp/28866

地球温暖化は16年前に終息している
●Global warming stopped 16 years ago, reveals Met Office report quietly released... and here is the chart to prove it
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2217286/Global-warming-stopped-16-years-ago-reveals-Met-Office-report-quietly-released--chart-prove-it.html

ご自身で調べてみて、ご自身でご判断ください。

2013/01/15 (Tue) 06:37
流山市事業継続計画の意見交換会の報告

14日に市役所で流山市事業継続計画の意見交換会が開催されました。

●流山市事業継続計画素案についての意見交換会を開催
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/10838/10841/014389.html

●流山市事業継続計画(BCP)素案
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/information/77/9030/014193.html

前半は説明と質疑応答。後半は市民ファシリテーターによる市民同士の意見交換会でした。
市民同士の意見交換は充実していました。

司会者からも指摘がありましたがBCPと防災計画を分けて、今回はBCPについてのみ意見を言うべきでした。
私も他の方のご質問を聞いているときに終始そのことが気に掛かっていました。
しかし、どうしてもBCPに防災計画の要素が含まれるのでつい話が逸れてしまいました。

BCPが絵に描いた餅にならないように指摘したいのですが、その中身が具体化されていないのでよくわかりません。そのため「マニュアルの見える化」と期限を定めるように求めました。

防災計画では女性の視点が盛り込まれているので大変評価していますが、BCP作成にあたり女性が参加しているか少し疑問です。女性(妊婦)に対する配慮の記述はないように思います。

例えば、重要データのバックアップ態勢。どこにバックアップしているか(危機管理上詳しい場所は明かさなくて良いが)。通信が不可能なときに、バックアップが遠隔地にある場合どのようにデータを取り寄せるか。

本来は市に任せることではありますが、見落としがあるかもしれません。

例えば
・「釜石の奇跡」の釜石市の小中学生は防災教育が徹底していたので児童の人的被害は0だったのに比べ、石巻市立大川小学校では津波対策のマニュアルがなかったので7割の児童が犠牲になりました。

・福島原発事故では原発周辺自治体に安定ヨウ素剤があったが政府からの指示がなかったので配布されませんでした。首長の判断で配布できるようにすべきでした。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0112/index.html
福島原発では使用済み燃料棒がまだ安全な状態ではないので流山市にも安定ヨウ素剤が必要ですが恐らく市は持っていないと思います。BCP以前の問題ですが、BCPの中でも考えるべきです。今日東北に地震があれば燃料棒が露出して放射性ヨウ素、セシウムが拡散しまたホットスポットになる可能性があります。
これも防災計画の範囲ですが、マニュアルがないため指摘できません。

・市役所機能維持にはマンパワーが必要ですが、市OBやボランティアが支援する場合の食料等の備蓄が職員+アルファがあるかどうか、わかりません。

・福島原発事故では電源喪失したため、外から自動車用バッテリーが大量に必要でしたが中継地にまで集められたものの誰がそれを現地まで運搬するか決まらず、間に合わなかったので水素爆発を起こしてしまいました。これは本来専門家に任せるべきことですが、信頼にたる結果になっていませんでした。

・外国人支援では、罹災証明の翻訳はあるか、外国人支援センターの設置態勢は取れているか、翻訳支援態勢はとれているかなどがわかりません。

・広域停電時には電源を必要とする在宅酸素療法、透析患者、人工呼吸器患者への情報伝達と支援態勢はとれているかわかりません。

・市役所のBCPとともに市議会のBCPも必要だと思いますが、それについては触れられていませんでした。参加していた市議には市議会のBCPの検討もお願いしました。

これらはほんの一部です。市として万全であることを願いますが、万全であるかどうかチェックできないもどかしさがあります。

どのようなBCPになるか今後も注視したいと思います。

| ホーム |

 BLOG TOP