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2011/10/19 (Wed) 14:08
「TOKYO連絡会 情報伝達部会」会議

18日に千代田区外神田で東京都国際交流委員会「TOKYO連絡会 情報伝達部会」の会議がありました。

東京都の各自治体の国際交流協会やNGOが参加して外国人支援について話し合っています。

議題は「やさしい日本語」の実態調査と2月18日に行われる「国際化市民フォーラムin Tokyo」の企画について話合いました。

私はフォーラムのテーマとして「東日本大震災の外国人支援の検証」を提案しました。

しばらく企画案を練ります。外国人が地震のときとその後どのような行動をとったか、どんなことに困ったかを直接聞き、日本人が知っている情報は提供したいと思います。

私は大地震直後から数ヶ月災害情報をメールやブログで提供していました。私としてもそれが有効だったかどうか検証しなくてはいけないと思っています。
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2011/10/16 (Sun) 03:58
「流山市地域防災計画」の見直しの提言

「流山市地域防災計画」の見直しの提言

流山市に提出するために、「流山市地域防災計画」の見直しの提言を作りました。
これまでに防災に東京都、新宿区の事業に関わってきましたが、流山市の地域防災計画について提言しようと考えました。

意見書を作成すあるにあたっては下記の防災マニュアルを作成したときに調べたことを参考にしています。
●東京都災害時の防災マニュアルとリンク集
http://www.tokyo-icc.jp/information/howto.html

私としては防災に携わるときには「何万人の命とびとつの命を守る」ことを意識し、なるべく個人の価値観(命の軽重をつけないなど)を抑えています。
防災に関しては作成者としての責任を負うことも覚悟しています。

宮城県石巻市立大川小学校では108人のうち74人の児童が亡くなったり行方不明になってしまいました。
地震・津波に対しての防災マニュアルがなかったために安全な避難ができませんでした。
防災計画も防災マニュアルも他人事のように考えがちですが、自分たちのいのちを左右するので、それぞれが点検して、自分のいのちを自分で守るようにしてほしいと思います。

9月7日のNHK教育「歴史秘話ヒストリア」で”地震の神様”今村明恒のドキュメンタリーをやっていました。
その中で人と防災センター長の河田惠昭さんが「5百の論文を書いたが減災に役立たなかった」と漏らしています。
どんな研究もマニュアルも減災に役立たなければ何の意味もありません。減災のために首長には理解して決断ほしいと願っています。


■「流山市地域防災計画」の見直しについて

東日本大震災では地震に加え、津波、原発事故による大きな被害、犠牲が出ましたので、この際、「流山市地域防災計画」の見直しについて以下の通り提言します。公助として自治体の体制整備と住民や関係機関の協力を仰いで共同体としての整備を促すことを期待します。

【公 助】
1.「流山市地域防災計画」を見直すにあたり、本計画書は実用的でないため、再構成をすべきである。市には「国民保護計画」があるが、こちらの方が実践的なものになっているので「流山市地域防災計画」を「国民保護計画」に倣った構成(マニュアル+本編)にする。すべての項目で本編の他にチェックリスト+マニュアルを用意する。洪水時、放射性物質発散時の対応を追加で盛り込む。

2.流山市の危機管理体制を見直す。安全安心課を首長直属の組織(危機管理課)に改編し、首長の支持により地震、洪水、感染症(SARSなど)、鳥インフルエンザ、テロ攻撃に対し即時に対応できるように危機管理体制を整える。緊急時に参集できる職員を予め把握し、参集職員による災害時対応の体制を整える。

3.災害復興では地方自治体は要であり、災害時の行政の機能維持が重要である。そのために住民情報の確保、実践的な復旧・復興計画を予め立てておく事業継続計画(BCP)を早急に作成する。BCPの成否が復旧・復興の進捗速度を左右する。

4.市長は緊急時には一刻を争う判断が求められる。自然災害、テロ攻撃などの緊急時に即時に判断できるように、想定される状況ごとに予め指示の判断基準、指示内容を作成する。

5.すべての緊急時の対応マニュアルをリスト化し、不足分は随時作成する。マニュアルはおおまかな数字でも構わないので具体的な数、地域、組織名を明示する。そのマニュアルに従い、机上訓練(シミュレーション)と定期的に発災訓練を行い、適宜マニュアルの改訂を行う。

6.災害復旧・復興時に必要な文書(り災証明など)をあらかじめ用意する。必要に応じて文書の多言語(やさしい日本語+英語+数カ国語)版をあらかじめ用意する。

7.仮設住宅(木造仮設住宅)、借り上げ応急住宅の計画を作成する。仮設住宅の設計図書(仕様書・図面等)を作成し、供給体制を整える。

8.避難所(水害時避難所を含む)を見直し、避難所マップを作成し、周知する。各避難所にマニュアル、備蓄品、ひらがな表記、段ボール界壁、段ボール製簡易ベッド等を用意する。備蓄できない場合は供給体制を確保する。

9.水害時に通行禁止になる道路を表示できる体制を整える。市職員の水害情報の把握と共に市民からの情報提供により、通行禁止の処置をすぐに出来るようにする。

10.災害時に安否確認ができる方法を検討する。市のホームページに既存の安否確認のページを組み込む。

11.子ども、高齢者、女性等の災害弱者の避難・保護を再点検する。災害復旧時に女性に対する暴力犯罪が多発するので防犯体制を検討する。

12.提携都市と行政機能の維持・住民の疎開等の防災訓練を共同で行う。

13.議会閉会中も市議が災害対策要員として市と協力して意思決定および活動できるように条例を作る。

【共 助】
14.地域ごとに市民、市民団体、NPO等が参加して防災マップ、防災マニュアル、災害弱者リスト、避難計画を作成する。これらを作成する作業によって地域住民の防災意識、防災知識の向上に寄与する。

15.ボランティア(福祉・通訳ボランティアなど)の防災訓練、帰宅困難者訓練を年1回以上行い、防災スキル向上に努める。

16.災害時に襲撃されやすい金融機関、コンビニなどのATMの予防計画の作成を指示する。必要に応じて、警察機関と協議する。

17.避難所運営協議会(避難所ごとの運営組織)において、定期的に避難所運営マニュアルに従い、防災訓練を実施する。

18.医療機関および医師会等に、停電時に電源を必要とする施設(医療施設、HOT家庭、人工呼吸器設置家庭)のリストアップを指示し、必要に応じて市と協議して対応策を講ずる。

19.医療機関および医師会等に、安定ヨウ素材等の備蓄の検討、災害時に必要となるお薬手帳・カルテの保存、治療・介護を必要とする孤立世帯の把握を指示し、必要に応じて市と協議して対応策を講ずる。

20.ペットの保護のために動物愛護団体等と提携し、ケージ・えさ等の備蓄、災害時ペット飼育マニュアルを作成する。

2011/10/08 (Sat) 06:21
流山市木造住宅耐震診断士

流山市木造住宅耐震診断士に登録されました。

これまでに「NPO東京いのちのポータルサイト」で耐震化推進事業に関わってきましたが、今後は流山市で耐震化を進めていきたいと思います。

●東京いのちのポータルサイト
http://www.tokyo-portal.info/

●「耐震補強補助制度の見直し」について
http://bit.ly/ocA762

●流山市木造住宅耐震診断士名簿
http://bit.ly/pv6H8U

2011/10/05 (Wed) 03:57
抗酸化飲料の勉強会

4日に抗酸化飲料を扱う会社の社長と面会しました。

ORAC値がもっとも高い果実のジュースが体内から放射能除去する効果があることを伺いました。

女性の間で、アンチエイジング、抗酸化、ポリフェノールという言葉をよく耳にしますが、大変参考になりました。

2011/10/02 (Sun) 06:20
シックハウス対策工事

昨日はシックハウス対策工事をしてきました。

神奈川県にある鉄筋コンクリートの住宅でした。

断熱材が入っていないため、風通しをしていない部屋
全体にカビが生えていました。

植物エキスと害のない漂白剤で処理をしました。

そのまましばらく時間を置いて、珪藻土ではない、
化学物質を融和する塗り壁材を塗ります。

シックハウスに困っている方はご連絡ください。
現場を拝見し、カウンセリングから行います。

2011/10/02 (Sun) 06:18
馬淵元国交大臣面会

28日の馬淵元国交大臣と面会しました。

「建築基本法制定準備会」では11月8日に議員会館で行われる「建築基本法シンポジウム」の準備をお手伝いしています。このシンポジウムの講師の依頼をしました。

馬淵議員は準備会のメンバーでもあるので、快諾していただきました。大変嬉しい限りです。
国交大臣のときに尖閣問題などの諸事情で志し半ばで退任することになりましたが、退任がなければ「建築基本法」の制定は政治日程に入っていたはずだったんですが。

面会の最後に建築環境評価CASBEEについての懸念を伝えました。

●日本文化を滅ぼすのは、温暖化対策に従順な日本人
http://bit.ly/pA9sMF
●エネルギー・シフト その前に「地球温暖化説」について考えよう
http://bit.ly/r4skNk

後ほど改めて馬淵議員に情報提供する予定でいます。

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