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2010/07/30 (Fri) 23:59
流山市まちづくり条例検討委員会

30日流山市で第1回「流山市まちづくり条例検討委員会」の会議がありました。

私は公募で委員になりました。
流山市のことはこれから情報を収集しますが、まちづくり条例制定のことは少し知識があるので参加してみようと思いました。

今日は会議の進め方の説明と課題を抽出をしました。真鶴市の「美の条例」に携わった野口氏がコンサルタントで入っています。

流山市が魅力的なまちになるように、流山市の良さを発掘し、それを活かすための環境づくりを提案していきます。
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2010/07/27 (Tue) 23:00
国際交流・協力TOKYO連絡会 情報伝達部会

27日都庁で「国際交流・協力TOKYO連絡会 情報伝達部会」の会議がありました。
連絡会では災害時の外国人支援の協力体勢を整えるために会議を重ねています。

この日は区・市の国際交流協会の通訳・翻訳ボランティアの実態調査の報告がありました。
ボランティアの方が災害時に協力してもらうにあたっての課題も具体的に伺いました。

私は災害時に携帯電話を使って情報提供を行う事業を提案しています。
今回はその事業を進めるための事前アンケートの案を提出しました。

その他、東京都が災害時の外国人支援体勢をどのように整備していくかについて提案しました。

スピードはゆっくりですが、徐々に環境を整えつつあります。
大地震が起こる前に形になればよいと思って協力しています。

2010/07/26 (Mon) 12:56
PEP(仮称Patient Empowerment Project)会議

23日に築地の聖路加病院近くの中央区明石町会館で「PEP(患者の自立プロジェクト)」の世話人会議がありました。

「PEP(仮称Patient Empowerment Project)」は患者が自立して医療を受けるために環境を整えようと、患者会が中心になって活動を始めました。

患者会とははそれぞれの疾患ごとに患者・患者家族が中心になって疾患の認知、治療・予防に関しての情報交換、政策提言などを行っています。

PEPは患者会の意見交換の場から生まれた運動でまだどのような方向で活動していくか定まっていませんが、新しい医療のあり方を模索し、行動していきます。

今後「患者の自立とは」という定義づけ、目的と目標、具体的な行動内容を詰めていきます。

具体的に固まってきましたら改めて報告します。

2010/07/16 (Fri) 12:10
「医療安全全国共同行動」打合せ

15日東京駅に隣接しているサビアタワーにある東北大学医学部の会議室で事務局の先生と打合せを行いました。

「医療安全全国共同行動」の全国フォーラムが11月26、27日に幕張メッセで開催されます。
http://kyodokodo.jp/

「医療安全全国共同行動」は8つの行動目標を掲げて院内の医療事故を防止しようと活動をしています。
行動目標1:危険薬の誤投与防止
行動目標2:周術期肺塞栓症の予防
行動目標3:危険手技の安全な実施
行動目標4:医療関連感染症の防止
行動目標5:医療機器の安全な操作と管理
行動目標6:急変時の迅速対応
行動目標7:事例要因分析から改善へ
行動目標8:患者・市民の医療参加

私は行動目標2:周術期肺塞栓症の予防に関心をもって参加しています。

打合せは以下のテーマについて話し合いました。
1.全国フォーラムの広報について
2.「新しい医療のかたち」賞の運営に関して
http://qshpsp.giving.officelive.com/default.aspx
3.医療従事者と患者の新しい関係に関して

医療崩壊が叫ばれて久しいですが、患者のための医療の確立のために新たな関係性を築き上げようという試みがなされています。

これから「新しい医療のかたち」を推進するためにこれまでの体験から提案していきたいと思います。

2010/07/15 (Thu) 11:11
建築基本法制定準備会マンション再生部会

13日に東京虎ノ門で「建築基本法制定準備会 マンション再生部会」の会議を行いました。

現行法で建築および維持管理においてどのような問題があるか、それぞれがどんな問題意識を持っているかを出し合いました。

現行法でかなり問題があることがわかりました。特に建築を建てた後の維持管理について法律も制度もほとんど野放しになっているのでなかなかよい状態で建物を維持するのが難しいというのが実情のようです。

建てるときの初期投資が抑えられているために、健全な状態で長く使い続けるようにはできていないので不良ストックが多いようです。

これから、既存建物のマーケット、再生のための資金調達、建物の査定、法律や制度について話し合うという方向性が決まりました。

2010/07/06 (Tue) 13:17
建築・社会システムに関するシンポジウム

7月5日に港区芝の建築会館で行われた「第2回建築・社会システムに関するシンポジウム」に参加しました。日本建築学会では建築基本法を視野にいれて連続シンポジウムを開催しています。
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2010/100705.pdf

建築には、その地域の環境を整えるために建物の用途、容積率、建ぺい率、高さ、防火の制限などを定めた集団規定と、建物一つひとつの強度や性能に関することを定めた単体規定規があります。今回は建築基準法の単体規定について話し合いました。

そのそも建築をつくる際に、専門家に裁量を任せ原則的に自由にし、最低限の安全性を法律で定める方法と、原則的に制限を設け、制限の範囲で建築をつくることができるようにするかという議論があります。

現行の建築基準法は前者で、法律で最低限の基準を設け、それを満たせば法的には問題ないとされています。しかし、それでは建築の質の向上を目指すときになんのモチベーションもメリットもないので、法規に従っていればよい、最低限を満たせばよいという建築ばかりになってしまっています。実際は建築基準法に引っ張られてかなり不自由になっています。専門家の裁量権がなかったり、政令や告示で細かく定められてしまい、それに併せて作ればいいと言う建築士も多くいます。

2007年の建築基準法の改正ではさらに確認の厳格化のためにまともに建物が建てられなくなってしまいました。

講師の松本先生からは建築基準法の性格と法律の限界について話を聞きました。建築基本法制定には否定的なご意見です。

神田先生は、建築構造の専門家として立場から、現行の建築基準法が細かい技術的規定をしていること自体がおかしいと、根本的に改革するために建築基本法制定が必要であると発案しています。

辻本先生は日影規制について、自身の経験からどのように日影規制がつくられたかについて解説してくれました。また、個人的関心から排ガス規制について日本と米国を比較し、規制が作られ過程とその後の法律上の数値のメンテナンスの必要性を訴えました。

杉山先生は建築のスクラップ・アンド・ビルド(建てては壊す)からストック(質の良い建物を長く使っていく)社会において建築規制がどうあるべきかを提言しています。建築基本法について、インナーサークルで議論するのは止めて、早く一般の方と議論する必要があると強調されていました。

建築界でこのような議論がされるのは珍しいことですが、建築基本法というテーマが出てきて議論を活発に行えるようになったは「建築改革」にとって大変よいことだと思います。

次回シンポジウム
「裁量性を有する建築規制の可能性」
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2010/100713.pdf



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