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2008/07/09 (Wed) 20:51
多文化学校

第1期多文化学校の最後の講演がありました。

『「ホームレス状態」化する社会と私たち』
http://blogs.yahoo.co.jp/tabunka20xx/22648106.html

講師は後藤浩二さん(スープ会代表)でした。
ホームレス状態の状況やスープの会の活動について説明後、実際に公園で路上生活している人にお話を聞きにいきました。
スープの会は普段から彼らを支援しているのでトラブルなく話を聞くことができました。

路上生活している人はホームレス状態にあり、それぞれの背景を持ちます。
路上生活者の家庭や社会背景を知らない人は簡単に差別しますが、路上生活している人の話を聞くといちいちもっともなうなずける話を聞けます。その話には社会の縮図が現れています。
しかし、彼らは異口同音に今路上生活をしているのは自分のせいであり、社会のせいにはしていませんでした。
そのことを理解せずに自分の価値観、知見だけで「自己責任で仕方ないだろう。社会のお荷物」という心ない言葉には私は納得できません。

日本の基盤を築いてきた彼らの仕事がなんとかとぎれないように考えたいと思っています。



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2008/07/04 (Fri) 18:55
確認申請シリーズセミナー

建築基準法の改正をうけて、確認審査機関ビューロベリタス主催のセミナー講習に参加しました。

内容は増築申請、計画変更、軽微な変更、あらかじめの検討についてです。

国交省は確認審査の厳格化の円滑な運用のために運用上の緩和を小出しにだしていますが、いろいろ矛盾だらけで大変使いづらいままです。

話を聞けば聞くほど現場や実務から乖離していて大変腹立たしく思います。

この改正建築基準法をいつまで我慢すればよいのでしょうか。

現状では増改築はできません。確認申請の厳格化のあおりを受けてまちは不良ストックで埋め尽くされています。この閉塞感はやがて国交省への不満爆発になるでしょう。

ほとんどの建築士から不平不満の声が漏れているのですが、マスメディアへも国交省へも伝わらない日本は不思議国家です。

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