第1期多文化学校の最後の講演がありました。
『「ホームレス状態」化する社会と私たち』
http://blogs.yahoo.co.jp/tabunka20xx/22648106.html
講師は後藤浩二さん(スープ会代表)でした。
ホームレス状態の状況やスープの会の活動について説明後、実際に公園で路上生活している人にお話を聞きにいきました。
スープの会は普段から彼らを支援しているのでトラブルなく話を聞くことができました。
路上生活している人はホームレス状態にあり、それぞれの背景を持ちます。
路上生活者の家庭や社会背景を知らない人は簡単に差別しますが、路上生活している人の話を聞くといちいちもっともなうなずける話を聞けます。その話には社会の縮図が現れています。
しかし、彼らは異口同音に今路上生活をしているのは自分のせいであり、社会のせいにはしていませんでした。
そのことを理解せずに自分の価値観、知見だけで「自己責任で仕方ないだろう。社会のお荷物」という心ない言葉には私は納得できません。
日本の基盤を築いてきた彼らの仕事がなんとかとぎれないように考えたいと思っています。
スポンサーサイト