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2008/05/15 (Thu) 20:21
多文化学校

新宿区大久保地域センターで第5回多文化学校を開催しました。

テーマは「非正規滞在者から学ぶ日本社会」、講師は渡辺英俊(移住労働者と連帯する全国ネットワーク共同代表)でした。
http://www.jca.apc.org/migrant-net/Japanese/Japanese.html

牧師だった渡辺さんは20年前に怪我した外国人労働者と関わってからずっと外国人支援に関わっています。渡辺さんが実体験から以下の報告がありました。

日本はずっと外国人単純労働者の受け入れを拒否しながら、一方で労働力不足を補い、安価な労働力としていろいろな口実で外国人を受け入れています。
外国人の受け入れについて政府はずっと無策状態で、そのために「不法」滞在者が増えてしまいました。行政は「不法」という言葉を使いますが、ほとんどのオーバーステイ外国人は犯罪と関係ない存在です。

現在、彼らの半数を摘発して送還するという目標を立て、非正規滞在者の取り締まりを厳しくしています。これもすべて摘発すると日本経済が打撃を受けるからという勝手な都合からです。警察庁は国民に超過滞在者に犯罪者のレッテルを貼るために、『警察白書』に嘘のデータを公開して、超過滞在者=凶悪犯のイメージを作りました。データの取り方が恣意的だったので国会で追及され、その部分が撤回されました。

外国人の単純労働の労働力は日系人、研修生・実習生、非正規滞在者でまかなわれています。この人たちがいなくなれば日本経済に相当な打撃になりますが、彼らの身分は保障されていません。かれらの内正規で滞在している人でも健康保険に加入できていない人が多くいます。

日本を外国人を労働力という視点で政策を講じるのではなく、労働者として移住することを十分に視野において政策を打ち出すべきです。
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2008/05/09 (Fri) 20:05
患者支援団体会議

9日、ある製薬会社が主催する患者支援団体会議に参加しました。

日本は医療崩壊がどうしようもない状況になっていますが、患者中心の医療を目指して患者側がどのようなアクションを起こせるか話し合いました。

今はまだ公にできませんが、この会は患者中心の医療を実現させるために中心となる集まりになるでしょう。

今回は「患者の自立」の定義について話し合いました。

日本ではなじみはないかもしれませんが、米国では必ず「ミッションとビジョン」が掲げられます。
この会も「ミッションとビジョン」を掲げて実行していく団体になるように話し合いを重ねていきます。

2008/05/09 (Fri) 20:04
「東京都在住外国人支援事業助成」説明会

9日、東京都生活文化スポーツ局の「東京都在住外国人支援事業助成」説明会に参加しました。

NPOや外国人支援団体に対してコミュニケーション支援事業、生活支援事業、普及啓発事業の3部門に関して上限300万円の半額助成があります。

東京都は新しい助成事業との説明がありましたが、参加NPOからは、後払いであること、半額助成であること、手続きが煩雑であることなど使いにくいとの声が多かったようです。

支援団体はどこも営利を目的にしていないので経営的にはかつかつの状態なので、東京都には使う側にたった改善が求められます。

私が所属している団体も事業提案する予定ですが、この制度が使えるかどうか今は未知数です。

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