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2008/03/24 (Mon) 02:41
新宿区耐震補強セミナー


23日新宿区牛込箪笥区民ホールで新宿区商店会連合会が主催する
「耐震補強セミナー」が行われました。

東京大学生産技術研究所センター長の目黒教授が講演を行いました。
阪神大震災の被害の知られていない実態と減災社会のために今取り
組まなければならない緊急課題についてメディアには報告されない写
真や詳細なデータを提示しながら独自の提案がありました。

続いて新宿区の耐震補強の助成事業について説明がありました。
来年度から防災シェルターや耐震ベッドへの助成と耐震補強診断で
0.7~1.0のものについても助成を行うことが盛り込まれたのは一歩
前進しました。
この助成事業の実績については触れられなかったので、それは残念でした。

最後に新宿区耐震補強推進協議会の報告がありました。
私は近いうちに協議会に参加する予定でいますが、耐震補強推進に対して
成果を上げる団体でなければすぐに脱会するつもりで取り組みます。

阪神大震災以降、いくつかの団体を通して耐震補強を推進していますので、
不明なことがありましたら木の建築設計までどうぞお問い合わせください。
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2008/03/18 (Tue) 17:31
住まいづくり・まちづくり協力員


東京都防災・建築まちづくりセンター、全国市街地再開発協会が主催する「住まいづくり・まちづくり協力員制度」登録講習会に行きました。

東京都は安全・安心な市街地整備のために木造密集地域整備事業を行っています。
東京都が想定するM7.3の東京湾北部地震では都内で、朝発生した場合は住宅倒壊と家具の転倒による犠牲者は3,000人、夕方風速15m/sの風が吹いていたときに発生した場合は火災による犠牲者は3,500人に及びます。

その犠牲を半減させるために木造密集地域の老朽化建物の建て替えによる不燃化・耐震化を進めています。
その対象地域の住民がいろいろな助成制度を使って建て替えしやすいように、民間のノウハウと人材を使って整備事業や制度の仕組みをわかりやすく説明する協力員制度を設けています。この講習ではその木造密集地域整備事業や融資制度について学びました。

平成20年5月から「住まいづくり・まちづくり協力員」として木造密集地域にお住まいの皆さんに対して住まいづくりやまちづくりについて相談業務を行います。

対象地域外の皆さんも是非お気軽にご相談ください。

2008/03/12 (Wed) 19:36
東京大学総合防災情報研究センター設立準備シンポジウム

東大生産研究所でシンポジウムが行われました。

http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/announce/080312gakujyutsu_pamphlet.pdf

廣井脩教授の遺志を受けて「情報」を「減災」を目指す「東京大学総合防災情報研究センター」が今年6月設立されます。

センターが設立される背景とセンターへの期待についてそれぞれのエキスパートの先生から報告されました。

日本でもっとも洗練された情報を提供してくれると期待しています。


シンポジウム

2008/03/08 (Sat) 13:15
公園づくり

 新宿区の「西大久保児童遊園の新しい利用を考える会」の会議がありました。
2月23日に行われたイベントの報告とアンケート結果が示されました。

 地域の人からは、ホームレス対策、明るい雰囲気にしてほしい、きれいなトイレがほしい、バーベキューやフリーマーケットをやりたい、花壇を整備したいなどの希望があることがわかりました。

 ホームレス対策は、現在のホームレスの方には自立支援センターを紹介する、これからはホームレスの人が夜利用しようとしたら公園の趣旨を説明して協力してもらうようにすることにして、柵を設けなくてもいい公園にすることが決まりました。

 次回は1/20の公園の敷地図に遊具などの模型をおいて利用の仕方を話し合います。
それに合わせて子どものワークショップを行い、子どもが希望する遊具の形を決めていきます。


会議のようす

2008/03/07 (Fri) 18:55
性能表示の基礎検査

性能表示制度というのをご存じでしょうか。

住宅品質確保促進法という法律で性能表示制度というのがあります。
住宅を構造や室内環境やメンテナンスのし易さなど10項目について性能を検査します。

大手ハウスメーカーはこの制度を利用して消費者に住宅の品質を提示しています。
この制度を利用するとある程度品質が保証されるのでよい制度です。

今日はこの制度の中の基礎工事の検査に行ってきました。

普段の仕事では性能ということを十分に考えながら、しかしこの性能表示制度では扱われていない性能について悩みながら設計しています。



2008/03/04 (Tue) 17:07
外国人支援団体連絡会

3日に東京都消費者生活総合センターで行われた東京都が主催する「外国人支援団体連絡会」に参加しました。このような連絡会が開催されるのは第1回目ということらしいです。

まず、1月16日に行われた「外国人災害時情報センター機能訓練」と「国際化市民ファーラム」の報告がありました。
災害時には東京都の施設13箇所に情報センターの拠点が設けられ、ボランティアが集結し外国人支援を行うそうです。

次に、東京都が作成した「外国人向け防災DVD」が紹介されいました。
日本語学校などに配布して外国人に対して防災教育を行うものです。

その後東京都が行っている市民活動支援助成金について説明があり、質疑に入りました。

私は以下の質問をしました。
1.災害時に外国人安否確認がどのようになっているか。
2.外国人向け防災DVDを東京都のホームページで公開する予定はあるか。
3.東京都のホームページの非常時バージョンの事前公開をできないか。

1.については東京都は2年ほど協議しているが結論はでていない。
2.前向きに検討する。
3.その予定はない。
という回答でした。大地震はいつ来てもおかしくない状況なので、早急に対応してもらうように要請しました。
まだまだ東京都も災害時の危機感が足りないように思いました。

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